楽天やヤフーショッピング出店の出店を考えている方にとって、中古ブランド品を扱うことは非常に魅力的なビジネスモデルです。

この記事では、楽天とヤフーショッピングで中古ブランド品を販売する際にクリアすべきブランド申請のステップと、申請成功のための5これから初めてブランド申請を行う方向けに、実際のプロセスと注意点を具体的に説明していきます

本記事のテーマ

はじめての楽天市場・ヤフー出店:中古ブランド申請成功の5つのポイント解説

1.楽天市場・ヤフーショッピングの中古ブランド申請とは?

2.ポイント1:必要書類の準備

3.ポイント2:正規品である証明の方法

4.ポイント3:商品画像と説明文のクオリティ

5.ポイント4:市場実績と販売歴のヒント

6.ポイント5:再審査やトラブルに備える

3.まとめ

1.楽天市場・ヤフーショッピングの中古ブランド申請とは?

ブランド申請とは、販売プラットフォーム(楽天市場・ヤフーショッピング・qoo10等)で正規のブランド品を扱うために必要な手続きです。
中古品の場合でも、正規のブランド品であることを証明するための書類や情報が必要になります。 新品の場合は、メーカーやブランドと直接契約している証明が求められます、中古ブランド品の場合、正規品であることの証明が特に重要です。

この申請プロセスに合格すれば、信頼される出店者としてプラットフォームに認められ、販売が可能になります。

楽天市場で中古ブランド品を取り扱いたい場合

手順としては、まず楽天市場の出店者アカウントより楽天RMSの管理画面から申請を行います。

店舗様向け情報・サービス項目より、4.各種申請・設定変更の項目をクリックしましょう。

申請名称の項目で、商材追加審査申請の申請ボタンをクリックします。

項目欄で選択画面が出るのですが、中古ブランド品を取り扱う場合は、ブランド品の項目ではなく、中古品の項目を選択し申請を進めましょう。ブランド品項目は新品のみの取り扱いでの申請項目になります。

事前に中古品申請について必要書類を確認しておきましょう。

また中古ブランド品取扱についてのガイドラインやよくある質問について申請前においてく読み込んでください。スムーズに申請を進めるために必要です。

中古ブランド品について取り扱うカテゴリー

中古ブランド審査の対象となる基準

対象ブランド一覧

上記確認ご必要書類を準備して申請しましょう。

ヤフーショッピングで中古ブランド品を取り扱いたい場合

ヤフーショッピングで中古ブランド品を取り扱いたい場合は、まず出品者専用のアカウントのストアクリエイターproからストア構築の項目をクリックして、中古品の販売申請をします。

中古品の取り扱いに関しては、古物商許可証の他にストアアカウントが必要となります。事前にBASE(ベース)など無料で作成できるプラットフォームで自店のストアアカウントを取得したり、メルカリ等の公式ショップなどでページを作成しておくと良いかと思います。

中古品の取り扱いに関しての、許可申請が通った後にブランドの取り扱い申請を行います。

ブランド審査に関しては、ブランドごとの申請が必須です。取り扱い申請ブランドに関しては、詳細ページを確認し、取り扱うブランドすべてを登録申請しましょう。

2.ポイント1:必要書類の準備

ブランド申請に関して、まず最初に準備すべきなのが必要な書類です。楽天とヤフーショッピングではそれぞれ少し異なる要件がありますが、以下の書類が共通して求められます。

  • 古物商許可証:中古品を扱う際には必須の許可証です。これは都道府県の治安委員会から取得する必要があります。
  • 取引先証明書または調達証明書:正規品であることを証明するため、調達先の証明書や取引履歴が求められることが多いです。
  • 販売実績:他のプラットフォームや実店舗での販売実績がある場合、それを証明する資料が役立ちます。

書類を揃える際には、特に古物商許可証の提出が重要です。これがない場合、ブランド申請ができない場合もあります。

この時にまず販売実績について確認しておきましょう、楽天市場では古物商許可証の取得後、中古ブランド品の取り扱い実績1年以上という基準があります。

また取引先証明書については、古物市場での仕入れの伝票など日付と商品が分かり証明できるものが必要です。

3.ポイント2:正規品である証明の方法

ブランド品の申請に関して、最も重要なのが「正規品であることの証明」です。プラットフォームが信頼するブランド品のみを販売できるよう、正規品であることを裏付ける資料の提出が必要です。

  • 購入証明書:公式な販売代理店やブランドから購入したことを証明する書類。
  • 購入レシートやインボイス:オークションや海外から仕入れた場合、取引記録やレシートが有効です。
  • ブランドと直接契約書:ブランドと直接取引がある場合、この契約書が最大の証拠となります。

これらの書類を提出することで、申請許容性が大きく向上し、審査を通過しやすくなります。

正規品の取り扱い証明に関してですが、特に中古ブランド品に関しては、仕入れ先情報と仕入伝票と仕入れた商品が分かる画像データが必要です。仕入れ先も複数確保しておく必要があります。

また楽天市場に出店の際には、真贋について経歴やマニュアル等の情報を提出する必要があります。

真贋マニュアルについては、自店舗の独自のマニュアルを作成しておきましょう。

その他民間の真贋講座などに参加しておくと良いと思います。真贋に関しては、下記記事にまとめておりますので、ご参考下さい。

4.ポイント3:商品画像と説明文のクオリティ

ブランド品を販売する際、商品の魅力を正しく伝えるためには、高品質な商品画像と正確な説明文が要りません。 特に中古品の場合、商品の状態や付属品の有無が重要です購入決定要素となります。

  • 写真の撮影ポイント:商品全体だけでなく、タグやロゴ、ディテールの状態を撮影することで、購入者に商品の詳細を伝えることができます。 特に、傷や使用感がある場合は、その部分を明確に示すことで、購入者から把握できます。
  • 商品説明的な工夫:商品の状態やブランド名、モデル、サイズ、付属品の有無など、具体的な情報を詳しく記載します。ことができます。

このように、視覚的な要素と情報提供のバランスが重要です。

中古ブランド品に掲載に関しては、商品状態や説明など販売プラットフォームごとの基準が定められています。

楽天市場のコンディション基準

5.ポイント4:市場実績と販売歴のヒント

楽天やヤフーショッピングでブランド品を販売する際、特に中古品の場合は、過去の市場実績や販売歴が信頼性を高める要素となります。 初めて出店する場合でも、他のプラットフォームや実店舗での実績をアピールすることが有効です。

  • 他のプラットフォームでの販売実績:一応メルカリやラクマ、ヤフオクなどでブランド品を販売している場合、その販売履歴や評価を示唆することで、信頼性が高まります。
  • 顧客の評価やレビューの活用:過去に獲得した顧客のレビューや評価を活用し、信頼できる出品者であることをアピールしましょう。

このような実績を示すことで、申請プロセスにおいてプラットフォーム側の理解が容易になります。

6.ポイント5:再審査やトラブルに備える

ブランド申請は、一度で承認されることもあれば、何度も修正や再提出を求められることもあります。そのため、再審査やトラブルに備えることが重要です。

  • 申請が却下された場合:多くの場合、書類不備や正規品の証明不足が原因です。
  • 再申請時の注意点:同じミスをせず、再申請前にすべての書類と資料を再度チェックし、確実に修正を行います。

トラブルが発生した際は、プラットフォームのサポートセンターにお問い合わせをし、迅速な対応を心がけましょう。

正直、審査に1回で通ることはなかなか難しいです。1回審査が通らなくてもそこであきらめずに、サポートや出店担当と連絡を取り合いながら、審査通過まであきらめずに進めていきましょう。

まとめ

楽天やヤフーショッピングでの中古ブランド品販売は、適切な申請プロセスをクリアすることで大きな成功を収めることが可能です。

今回紹介した5つのポイント(必要書類の準備、正規品証明、商品画像と説明)文のクオリティ、販売実績の提案、再審査への対策)を押さえて、ブランド申請をスムーズに進めてください。

最初の出店でも、このポイントを順に実行すれば、ブランド申請は一旦難しいものではありません。しっかりと準備を整え、信頼されるブランド品販売者としてスタートしましょう。

➡2001年3月留学生として来日
➡2016年8月3日アチーブ株式会社設立(人材紹介派遣会社)
➡2021年11月15日から古物市場で仕入れた商品を楽天やメルカリ、ebayで販売する副業を続けている
➡ブログでは、古物市場を利用して始められる副業についてや日々の気づきについて配信予定!

●趣味:読書と旅行、今まで約20カ国を旅している
●目標:
➡50才にFIRE
➡50才以降は世界中で講演活動、モチベーションアップのコーチや作家として活動する

●通じる言葉:韓国語(母国語)、日本語(ビジネスレベル)、英語(TOEIC880点)