この記事では、毎日の中古ブランド品の仕入れや販売について、気づいたことや感じたことを思いつくままに書いています。これから古物商をはじめる方、中古ブランド品の販売に興味を持っている方に参考にしていただければと思います。
本記事のテーマ
古物商日記:掘り出し物探しの旅路/コピー品・偽物!?GUCCIの真贋ポイント3
1.今日の出来事
2.振り返り
1.今日の出来事
さて本日は、コピー品・偽物との戦いについて。
財務省の公表によると、今年1月~6月までに税関が偽ブランド品などとして輸入を差し止めた件数は、1万8153件となったとのこと。
この数字は前の年の同じ時期と比べて16.2%増えたとのことです。
本当にコピー品や模倣品については、テレビで税関差し止めや販売して警察に逮捕されたというニュースが後をたたない印象です。
税関での検査も100%はできないでしょう。
古物市場でも偽物・コピー品と思われる商品は、多く流れています。これも市場自体の検査は限界がある為、真贋に関しての知識は自分で身に付ける必要があります。
わたしも真贋については同業に教えてもらったり、民間の開催している真贋講座に参加したりしています。
別記事でもまとめておりますので、ご参考までに。
今日はGUCCIグッチのバッグのコピー品についての事例

GGキャンバスのロゴ部分をチェックするとあきらかに違和感。
ストラップ取り付け部分の金属もバッグの端と並行ではなく、曲がって取り付けがされている状態です。ひどいですね。。
真贋ポイント①:キャンバス地の刺繍ロゴ部分

ちなみにキャンバス地のロゴ部分を見ると明らかに正規品と違うのが分かります。正規品はGロゴの内側はのGの端部分は互い違いにずれがあります。 またロゴ自体がしっかりと刺繍されておらずぼやけてしまっています。

ちなみにこちらの左の画像は正規品です。明らかに違うのがわかりますね。
真贋ポイント➁:ロゴ刻印・金具取付部分

金具にそれらしくブランド名の刻印がされていますが、拡大してよく見るとGの語りが違っていたりCの刻印がブレてしまったりしています。

ロゴが入った金具自体もバッグの口部分と並行ではなく、曲がっているのが分かります。
真贋ポイント➂:内側タグ 型番検索
さて次はバッグの内側についているタグのチェックです。正規品と数字のフォントは似ているようですが。。。念のため型番検索をしてみましょう。

数字フォントは似ているようですが。。
型番検索するとこの形の商品が正規品の様です。似ているようで似ていないですね。
持ち手や金具部分は似ていますが。。
正規品

コピー品

どうやら型番の正規品に似せて作ったコピー品の様です。
2.振り返り
コピー品・模倣品は残念ながら、多数流入してきているというのが実情です。業者のみが参加する古物市場やBtoBオンラインオークションでも、コピー品が流れてしまっています。
最近はAIを使った真贋鑑定サービスもありますが、全てのブランドを網羅することは難しいでしょう。
やはり自分自身で知識を少しづつ地道に学んでいくことが大切ですね!
➡2001年3月留学生として来日
➡2016年8月3日アチーブ株式会社設立(人材紹介派遣会社)
➡2021年11月15日から古物市場で仕入れた商品を楽天やメルカリ、ebayで販売する副業を続けている
➡ブログでは、古物市場を利用して始められる副業についてや日々の気づきについて配信予定!
●趣味:読書と旅行、今まで約20カ国を旅している
●目標:
➡50才にFIRE
➡50才以降は世界中で講演活動、モチベーションアップのコーチや作家として活動する
●通じる言葉:韓国語(母国語)、日本語(ビジネスレベル)、英語(TOEIC880点)