古物市場は、中古品やアンティーク、ヴィンテージ品などの売買が行われる市場です。古美術品、骨董品、家具、衣類、書籍、アクセサリー、時計など、さまざまなジャンルの商品が取り扱われています。
古物市場は、一般の消費者だけでなく、古物商やコレクターにとっても魅力的な場所です。
古物市場では、国内外の多様な商品が取引されます。特に、近年は海外からのバイヤーも増えており、国際色豊かな市場となっています。
古物市場に参加するためには、古物商許可の取得や市場の情報収集などが必要ですが、その分、多くの価値ある商品と出会う機会があります。古物市場の楽しさを味わいながら、ぜひ参加してみてください。
本記事のテーマ
中古ブランド品仕入れ : 初心者向け|古物市場はじめ方
1.古物市場とは?
2.古物商許可証の取得
3.古物市場への参加
4.古物市場に参加する際の注意点
5.古物市場でのノウハウ
1.国内の古物市場について
中古ブランド品市場の魅力
中古ブランド品市場は、ブランド品を手頃な価格で入手できる魅力的な場所です。市場では、通常の店舗やオンラインショップでは見つからない希少なアイテムやヴィンテージ品に出会えることがあります。また、商品の状態を直接確認できるため、安心して購入できるメリットもあります。

参加する前に
- 古物商許可の確認: 取引には古物商許可が必要です。許可を取得していない場合、法律に抵触する恐れがあります。
- 事前入会申込等の確認:市場によって事前に入会申し込みや入会金の支払い等ある場合があります。予め確認しておくことが大切です。
- 商品の真贋確認: 信頼できる市場ではありますが、商品の真贋を自分でも確認することが大切です。
- 予算管理: 市場では衝動買いを避け、事前に予算を設定しておくことが重要です。

古物市場では、オークション形式や即売会形式で取引が行われることが一般的です。オークションでは、参加者が入札して商品を競り落とす形式が多く見られます。
2.古物商許可証の取得
古物商許可証とは?
古物を売買する際には、古物商許可証が必要です。これは、法律に基づき、盗品などの不正取引を防ぐために制定されています。個人でも法人でも許可証が必要で、オンラインオークションを利用する場合でも必須です。

許可証の取得方法

- 申請場所: 申請は、営業所の所在地を管轄する警察署で行います。
- 必要書類:
- 個人許可申請の場合
- 略歴書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 誓約書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 身分証明書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)
- 法人許可申請の場合
- 法人の定款
- 法人の登記事項証明書
- 略歴書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 誓約書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 身分証明書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)
- 費用: 約19,000円(地域によって異なる場合があります)
- 取得までの期間: 約40日から50日程度
3.古物市場への参加
市場情報の収集
- 各地の古物市場の開催日程や参加条件を確認します。インターネットや業界誌で情報を集めることができます。
関東近郊 古物市場開催情報


参加登録
- 多くの市場では、事前に参加登録が必要です。登録料や入場料がかかる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
4.古物市場に参加する際の注意点
古物商許可の取得
- 日本では、古物市場での取引には古物商許可が必要です。許可を取得するためには、各地の警察署で手続きを行う必要があります。申請には数週間から数ヶ月かかることもありますので、早めに準備しましょう。
市場のルールを理解する
- 各市場には独自のルールがあります。入場料の有無や、入札の手順、支払い方法など、事前に確認しておくことが重要です。特に初めての市場では、公式ウェブサイトや関係者から情報を集めておきましょう。
商品知識の習得
- 取引する商品に対する知識は不可欠です。商品の真贋や状態、相場を正確に判断するためには、事前に勉強しておくことが大切です。特にブランド品の場合は、偽物が出回ることもあるため、見極める力が求められます。
競争相手を知る
- 古物市場には、多くのバイヤーや業者が集まります。競争相手を知り、彼らがどのような商品を求めているのか把握することで、取引を有利に進めることができます。
予算管理
- 事前に購入予算を設定し、衝動買いを避けるようにしましょう。市場では、魅力的な商品に出会うことも多いですが、予算を超える取引は避けるべきです。
5.古物市場でのノウハウ
事前調査を行う
- 参加予定の市場について事前に調査を行い、どのような商品が出品されるか、参加者の傾向を把握しておきましょう。また、商品の相場をリサーチし、適正価格を見極める準備をしておくことが重要です。
早めに到着する
- 市場は早朝から活気づくことが多く、早めに到着することで良い商品を手に入れるチャンスが増えます。特に人気商品は早く売れてしまうため、競りが始まる前に目当ての商品をチェックしておきましょう。
商品の状態を確認する
- 購入を決定する前に、商品の状態をしっかり確認しましょう。傷や汚れ、欠品がないか、細部までチェックすることが大切です。特にブランド品の場合、付属品や保証書の有無も確認するようにしましょう。
交渉力を磨く
- 市場では価格交渉が一般的です。売り手とのコミュニケーションを通じて、希望の価格で取引できるよう交渉力を磨くことが重要です。交渉に自信がない場合でも、試してみる価値があります。
支払い方法を確認する
- 各市場で利用可能な支払い方法を確認しておきましょう。現金のみの場合もあれば、クレジットカードや電子マネーが利用できる場合もあります。必要な現金や決済手段を準備しておくことが重要です。
ネットワークを築く
- 古物市場は、同業者やバイヤーとのネットワークを築く良い機会です。取引相手との信頼関係を築き、情報交換やビジネスチャンスを広げることができます。
まとめ
古物市場は、中古品やブランド品の取引を通じて、多くの可能性を提供する場所です。初めて参加する場合は、事前の準備と知識が成功の鍵となります。この記事で紹介した注意点やノウハウを参考にし、ぜひ充実した市場体験をお楽しみください。
➡2001年3月留学生として来日
➡2016年8月3日アチーブ株式会社設立(人材紹介派遣会社)
➡2021年11月15日から古物市場で仕入れた商品を楽天やメルカリ、ebayで販売する副業を続けている
➡ブログでは、古物市場を利用して始められる副業についてや日々の気づきについて配信予定!
●趣味:読書と旅行、今まで約20カ国を旅している
●目標:
➡50才にFIRE
➡50才以降は世界中で講演活動、モチベーションアップのコーチや作家として活動する
●通じる言葉:韓国語(母国語)、日本語(ビジネスレベル)、英語(TOEIC880点)