日本は中古品市場が非常に活発で、多くの業者が中古品の売買に参入しています。
特に自動車、家電、ファッション、骨董品などのカテゴリで取引が盛んです。中古品の需要が高い背景には、品質の良さや価格の手頃さ、そしてサステナビリティへの意識の高まりがあります。
今回は古物商をはじめたばかりの方向けに、業者向けオンラインオークションのはじめ方について解説していきたいと思います。
本記事のテーマ
中古ブランド品仕入れ : 初心者向け|オンラインオークションはじめ方
1.国内の古物市場(オンラインオークション)について
2.古物商許可証の取得
3.オンラインオークションプラットフォームの選定
4.オークションの参加と入札
5.古物市場オンラインオークションの注意点
1.国内の古物市場(オンラインオークション)について
日本国内の中古市場の現状
日本は中古品市場が非常に活発で、多くの業者が中古品の売買に参入しています。特に自動車、家電、ファッション、骨董品などのカテゴリで取引が盛んです。中古品の需要が高い背景には、品質の良さや価格の手頃さ、そしてサステナビリティへの意識の高まりがあります。
オンラインオークションの利点
- 広範囲なアクセス: オンラインオークションは全国の業者や消費者にアクセスできるため、地域に限定されずにより多くの顧客を対象にすることができます。
- 効率性: オンラインでの入札や購入は時間とコストの節約につながります。現地に赴く必要がないため、迅速に取引を完了することが可能です。
- 透明性: オークションの履歴や価格の変動がリアルタイムで確認できるため、取引が透明かつ公正に行われます。
主なオンラインオークションプラットフォーム
1.オークネット ブランドオークション
2.KOMEHYOオークション
3.JBAリアルライブネットオークション
4.STAR BUYERS AUCTION
5.エコリングトレードオークション(エコトレ)
6.トレファクライブネットオークション
7.大吉オークション
8.日本流通勉強会オークション
オンラインオークションの注意点
- 商品の確認: オンラインでの取引は実物を確認できないため、詳細な商品説明や画像、評価を慎重に確認する必要があります。
- セキュリティ: 信頼できるプラットフォームを利用し、個人情報や支払い情報の保護に注意が必要です。
- 手数料: オークションサイトの手数料や配送料など、追加のコストを考慮する必要があります。
中古市場オンラインオークションの今後の展望
- 技術の進化: AIやブロックチェーン技術の導入により、さらに透明性が高く、効率的な取引が可能になるでしょう。
- グローバル展開: 海外市場との連携が進むことで、日本国内だけでなく、国際的な取引が増加する可能性があります。
- 持続可能性の向上: 環境意識の高まりとともに、中古品のリユースが一層促進され、市場は拡大すると考えられます。
まとめ
日本国内の業者向け中古市場オンラインオークションは、利便性や効率性の面で多くのメリットを提供しており、今後も成長が期待される分野です。技術の進化や市場の拡大により、ますます多様なビジネスチャンスが生まれることでしょう。
2.古物商許可証の取得
古物商許可証とは?
古物を売買する際には、古物商許可証が必要です。これは、法律に基づき、盗品などの不正取引を防ぐために制定されています。個人でも法人でも許可証が必要で、オンラインオークションを利用する場合でも必須です。

許可証の取得方法

- 申請場所: 申請は、営業所の所在地を管轄する警察署で行います。
- 必要書類:
- 個人許可申請の場合
- 略歴書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 誓約書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- 身分証明書(本人と営業所の管理者のものが必要)
- URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)
- 法人許可申請の場合
- 法人の定款
- 法人の登記事項証明書
- 略歴書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 誓約書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- 身分証明書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
- URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)
- 費用: 約19,000円(地域によって異なる場合があります)
- 取得までの期間: 約40日から50日程度
3.オンラインオークションプラットフォームの選定
プラットフォームの選び方
- 取扱商品: 自分が取り扱いたい商品カテゴリに合ったプラットフォームを選びましょう。
- 手数料: 各プラットフォームの利用手数料を比較し、コスト面で納得できるものを選びます。
- 機能性: 使いやすさやサポート体制、アプリやウェブサイトの機能性を確認します。
主なプラットフォーム
1.オークネット ブランドオークション
- 概要:高級時計・バッグ・ジュエリーの中古ブランド品を専門に取扱う
BtoB専門ネットオークションサイトです。月間約80,000点の取り扱い実績あり。 - 形式:入札式|バリュープライスオークション せり上がり式|リアルタイムオークション
- 参加費/手数料: 入会金0円 月額費用(レギュラー会員3,800円プレミアム会員9,800円)落札手数料(レギュラー会員6%プレミアム会員4%)情報提供料4,800円*半年ごと
2.KOMEHYOオークション
- 概要:株式会社KOMEHYOオークションが運営する国内最大級のBtoBブランドオークション高級時計・バッグ・ジュエリー・アパレルの中古ブランド品を専門に取扱う
- 形式:入札金額公開・競り上がり式
- 参加費/手数料: 入会金30,000円 月額費用3,000円/月 商品ごとに落札手数料あり
3.JBAリアルライブネットオークション
- 概要:株式会社 K-ブランドオフ運営するBtoBブランドオークション毎週約3000点の商品取り扱い
- 形式:事前入札orリアルタイムオークション
- 参加費/手数料:入会金
30,000円*現在無料 月会費3,000円or年会費33,000円 - 落札手数料1,000円~10,000円 ・・・ 500円/1品
10,001円~99,999円 ・・・ 5%
100,000円~ ・・・ 2%
4.STAR BUYERS AUCTION
- 概要:買取専門店「なんぼや」を展開するバリュエンスグループのブランドネットオークション。バリュエンスジャパンが運営。
- 形式:入札
- 参加費/手数料: 入会金・年会費 無料 落札手数料5~10%
5.エコリングトレードオークション(エコトレ)
- 概要:買取専門店を全国に100店を展開するエコリングが運営するブランドネットオークション
- 形式:事前入札&リアルタイムオークション
- 参加費/手数料: 入会金30,000円 年会費20,000円 落札手数料 10,000円まで 500円 11,000円~49,000円まで 1,000円 50,000円以上 2,000円
6.トレファクライブネットオークション
- 概要:トレジャー・ファクトリーが運営するオンライン古物市場です
- 形式:事前入札&リアルタイムオークション
- 参加費/手数料:入会金3万円 年会費1万円、参加費1回2000円(出品、落札した場合のみ発生) 落札手数料10%
7.大吉オークション
- 概要:「買取大吉」が運営するネットオークション毎回約5,000点の取り扱い
- 形式:事前入札&リアルタイムオークション
- 参加費/手数料: 入会金・年会費 無料 オークション参加費3,000円 落札手数料3%~
8.日本流通勉強会オークション
- 概要:日本流通勉強会(JDS)が運営するネットオークション
- 形式:リアルタイムオークション
- 参加費/手数料:入会金30,000円 年会費10,000円 落札手数料10%
4.オークションの参加と入札
オークションの基本
- 開始価格と即決価格: 入札の開始価格や即決価格を設定し、戦略的に参加します。
- 入札戦略: 競争相手の動きを観察し、適切なタイミングで入札します。
- 自動入札機能: 自動入札を活用することで、手動での管理を省略し、より効率的な取引が可能です。
5.古物市場オンラインオークションの注意点
法律の遵守
- 古物営業法: 古物の取引には、古物営業法が適用されます。盗品の売買や不正取引を防ぐための法律を理解し、遵守しましょう。
信頼性の確保
- 信頼できる取引: 信頼を築くために、誠実で透明性のある取引を心がけます。
- セキュリティ対策: オンライン取引におけるセキュリティ対策を徹底し、不正アクセスや情報漏洩を防ぎます。
➡2001年3月留学生として来日
➡2016年8月3日アチーブ株式会社設立(人材紹介派遣会社)
➡2021年11月15日から古物市場で仕入れた商品を楽天やメルカリ、ebayで販売する副業を続けている
➡ブログでは、古物市場を利用して始められる副業についてや日々の気づきについて配信予定!
●趣味:読書と旅行、今まで約20カ国を旅している
●目標:
➡50才にFIRE
➡50才以降は世界中で講演活動、モチベーションアップのコーチや作家として活動する
●通じる言葉:韓国語(母国語)、日本語(ビジネスレベル)、英語(TOEIC880点)