ロレックス腕時計の偽物の見分け方【初心者向け完全ガイド】
ロレックスは世界で最も有名な高級腕時計ブランドである一方、
偽物(コピー品・スーパーコピー)が最も多いブランドでもあります。
中古市場・フリマアプリ・オークションの拡大により、
「知らずに偽物を買ってしまった…」
「本物だと思って仕入れたら偽物だった…」
というトラブルは年々増加しています。
この記事では、初心者でも実践できるロレックス腕時計の偽物の見分け方を、
実物チェックの視点で 具体的かつ体系的に 解説します。

本記事のテーマ
【保存版】ロレックス腕時計の偽物の見分け方|本物との違いを写真なしでも判別する方法
1.なぜロレックスの偽物はこれほど多いのか?
2.ロレックスの本物と偽物を見分ける基本ポイント7選
3.シリアルナンバー・刻印で見分ける方法
4.モデル別|特に偽物が多いロレックス
5.中古ロレックスを購入する際の注意点【失敗しないための完全ガイド】
6.まとめ|ロレックス偽物は「知識」で防げる
1.なぜロレックスの偽物はこれほど多いのか?
世界的ブランドゆえの「偽物ビジネス」
- 世界的知名度
- 高いリセールバリュー
- 定価以上で取引されるモデルの多さ
これらの理由から、偽物を作る側にとって最も利益が出やすいブランドです。
特に近年は、
- 外観だけ見れば判別が難しい「スーパーコピー」
- 本物の中古パーツを混ぜた精巧な偽物
などが流通し、知識なしでの判別は非常に危険な状態です。
2.ロレックスの本物と偽物を見分ける基本ポイント7選
① 重さ・質感が不自然に軽い
ロレックスの多くのモデルは、
904Lステンレススチールという非常に密度が高い素材を使用しています。

そのため本物は、
- 手に取った瞬間に「ズシッ」とした重さ
- 金属の密度を感じる冷たさ
があります。
一方、偽物は
- 軽い
- 持ったときに中がスカスカな感覚
があることが多く、最初に気づきやすいポイントです。
② 王冠ロゴの精度が甘い

ロレックスの象徴である王冠ロゴは、偽物が最もボロを出しやすい部分。
本物の特徴:
- 王冠の先端がシャープ
- 左右のバランスが完全に対称
- つぶれ・歪みが一切ない
偽物の特徴:
- 王冠の丸みが不自然
- 先端が太い・短い
- 微妙に左右非対称
ルーペで見ると違いは一目瞭然です。
③ 文字盤の印字ズレ・にじみ
ロレックスの文字盤印字は、
拡大しても粗さが出ないレベルの精密さがあります。
本物:
- インデックス文字が均一
- インクのにじみなし
- 行間・配置が完全に揃っている

偽物:
- 文字がわずかに太い/細い
- にじみ・ズレがある
- 拡大すると荒さが見える
特に
「OYSTER PERPETUAL」「SUPERLATIVE CHRONOMETER」
などの細かい文字は必ずチェックしましょう。
④ 秒針の動きがカクつく
よく言われる「ロレックスは秒針が滑らか」は完全な誤解ではありません。
正確には、
- 1秒間に8回刻むため滑らかに見える
偽物は、
- 低品質ムーブメント
- 振動数が低い
ため、
- カクカクした動き
- 微妙な引っかかり
が出やすくなります。
⑤ 日付表示とサイクロップレンズ倍率
日付表示部分のサイクロップレンズは非常に重要です。

本物:
- 約2.5倍に拡大
- 日付が大きく、歪みがない
- 中央にしっかり収まる
偽物:
- 1.5倍前後と小さい
- 歪みがある
- 文字がレンズ内に収まらない
👉 倍率が低い=ほぼ偽物と考えてOKです。
⑥ ケース・裏蓋の仕様
ロレックスのほとんどのモデルは
裏スケルトン(透明裏蓋)ではありません。
偽物によくある特徴:
- 裏スケ仕様
- 不自然な刻印
- ネジ形状が違う
「機械が見える=高級そう」は完全に誤解です。
⑦ ブレスレット・バックルの作り
本物のロレックスは、
- エッジが滑らか
- 可動部分に遊びが少ない
- クラスプ刻印が極めて精密

偽物は、
- 角が立っている
- 開閉時に引っかかる
- 刻印が浅い or 雑
装着感の違和感も重要な判断材料です。
3.シリアルナンバー・刻印で見分ける方法
ロレックスの真贋チェックで 最も重要かつ基本的な要素のひとつが「シリアルナンバー(製造番号)と刻印の状態確認」です。
これを正しく理解・確認することで、偽物を見抜く確率が大幅にアップします。
① シリアルナンバーとは何か?
- 製造された個体ごとに割り当てられた固有番号
- 本物は必ず刻印があり、偽物には刻印がない・薄い・おかしな位置にあることが多い
- シリアルとモデル番号は別物で、シリアルが唯一の個体番号です
➡️ 重要ポイント
シリアル番号がある=本物ではありません。
偽物でも刻印を入れることは可能なので、「刻印の質」を見る必要があります。
② シリアルナンバーの位置と見つけ方
年代によって位置が変わるので、まずはどこを見るべきかを理解しましょう。
📌 2004年以前
- ケース本体の側面(6時位置)
- ブレスレットを外さないと見えないタイプ

📌 2005年〜現在
- インナー ベゼル(Rehaut)
- ガラスの内側から6時位置を見ると確認できる

👉 レビューや画像では「インナー ベゼルに数字が見える」か
または「ブレスレット外さないと見えないか」でチェックします
③ 本物の刻印と偽物の刻印の違い
✔ 本物の特徴
- 深さ・刻みが均一でシャープ
- 光を当てるとキラッと輪郭が立つ
- 配置・フォントが整っている
✖ 偽物の特徴
- 浅い刻印、掘り込みが不均一
- ぼんやりした見た目
- 番号が手書き風に見える or 位置が不自然
偽物はレーザー刻印や酸による粗い刻印になるケースが多く、本物の「深く線が整った刻印」とは明らかに違います。
④ シリアルナンバーで年式を調べる(ネットでの調べ方)
🔎 年代別の目安を調べる
シリアル番号には、製造された時期の傾向があります。
下記のような情報を検索します:
ロレックス シリアル年式 一覧
Rolex serial number chart
Rolex serial codes explained
ロレックス シリアル アルファベット 意味
これらで検索すると 年代ごとの番号対応表や解説サイトが出てきます。
(例:Y番=2002年頃など)
※正確なデータベースはロレックス社内にあり一般公開はされていませんが、
公開されている歴史データで年代の目安は掴めます。
⑤ ネットで確認する具体的な方法
✔ 1. 検索エンジンで型番 + シリアル番号を検索
ロレックス 116610 サブマリーナ serial 1234567 真贋
Rolex 116610 serial number 1234567 authenticity
➤ これは「同じserial番号が他に出回っているか」を調べるのに有効です。
偽物は同じ番号を複数本に使い回す傾向があり、ネット検索で同じ番号が複数ヒットする場合は警戒すべきです。
✔ 2. 専門サイトで製造年を確認
英語サイトでは Rolex Serial Number Chart といったワードで
年代・特徴をまとめた一覧があります。
Rolex serial number chart 1905-2025
Rolex random serial number meaning
これで出てくるサイトは、
- 英数字の変化(例:A、K、Y、ランダム)
- 年代別製造傾向
- 旧式・新式の刻印位置変遷
などを詳しく書いています。
✔ 3. 画像検索で刻印サンプルを比較する
GoogleやSNS検索で、同じモデルの実物刻印写真を探します。
ロレックス 116610 シリアルナンバー 刻印 写真
Rolex serial number engraving close up
良い比較対象が見つかれば、
- フォントの太さ
- 刻印の深さ
- 文字の並び
などの比較ができます。
偽物は微妙にフォントが異なることが多いです。
⑥ 偽物でもシリアル番号があるケースがある
ネットでもよく言われるように、現代の偽物は本物のシリアル番号を使うケースもあります。
つまり、番号が一致しても偽物というケースも存在します。
そのため、シリアル番号チェックは
👉 判断材料の一つとして使い、他のチェックポイントと組み合わせることが重要です。
⚠ 注意点:ネット完結で真贋判定はできない
ロレックスのシリアル番号は内部データベースにあるため、
一般人がネット検索だけで正確な真贋チェックをすることはできません。
ネットで調べた情報はあくまで目安であり、
最終判断は以下のどちらかです:
✔ 正規販売店・専門鑑定士に実機を確認依頼
✔ 時計技術者に内部ムーブメントまで確認してもらう
👉ネットでのチェックは偽造の可能性を早期発見するための “予備調査” です。
🧠 シリアルナンバー・刻印チェックのポイント
| チェック項目 | 本物の特徴 | 偽物の特徴 |
|---|---|---|
| 刻印の位置 | 年式に合っている | 位置が違う |
| 刻印の深さ | 深く鮮明 | 浅く曖昧 |
| フォント | 均一で整っている | 不均一・雑 |
| ネット検索 | 同じ番号は少ない | 同番号が複数ヒット |
シリアルナンバーは 真贋判定の要ですが、
最終的には 他の真贋ポイントと組み合わせることが重要です。
4.モデル別|特に偽物が多いロレックス
✅サブマリーナ

- 圧倒的流通量
- ベゼルの色味ズレが多い
- 夜光の色が不自然
*「ベゼル」は、風防(文字盤のガラス)の周囲に取り付けられたリング状のパーツです。
✅デイトナ

- クロノグラフ針の動作不良
- インダイヤル配置ミス
- ケース厚が違う
✅GMTマスター

- ベゼル配色の違い
- GMT針の動きが不自然
👉 人気モデルほど偽物精度も高いため要注意。
5.中古ロレックスを購入する際の注意点【失敗しないための完全ガイド】
ロレックスは中古市場でも非常に人気が高く、
定価以上で取引されるモデルも多いため「中古で少しでも安く買いたい」と考える人は少なくありません。
しかし中古ロレックスには、
偽物・改造品・トラブル品といったリスクが常に存在します。
ここでは、初心者でも失敗しないために必ず確認すべき注意点を具体的に解説します。
① 価格が相場より安すぎないかを必ず確認する

相場確認は最優先
中古ロレックス購入で最も重要なのが「相場感」です。
- 正規中古店
- 大手買取店の販売価格
- 複数ショップの価格帯
これらを見ずに購入するのは非常に危険です。
要注意な価格例
- 市場相場より 20〜30%以上安い
- 「早い者勝ち」「本日限定」など煽り文句が多い
👉 安すぎるロレックスには必ず理由があります。
② 偽物(コピー品)のリスクを常に想定する
中古ロレックス市場では、
本物そっくりのスーパーコピーが実際に流通しています。
特に注意すべき購入先
- メルカリ・ラクマなどのフリマアプリ
- ヤフオク・海外オークション
- SNS個人売買(DM取引)
注意点
- 「鑑定済み」の記載だけを信用しない
- 出品者の評価・取引履歴を必ず確認
- シリアル番号・刻印の写真がない商品は避ける
③ 付属品の有無だけで本物判断しない

よくある誤解
箱・保証書がある=本物
これは完全な誤解です。
なぜ危険か?
- 箱・保証書だけ本物
- 保証書を偽造しているケース
- 他個体の付属品を流用
👉 付属品は「参考情報」であり、本体の状態確認が最優先です。
④ シリアルナンバー・刻印の状態を確認する
中古ロレックスでは以下を必ずチェックしましょう。
- 刻印の位置が年式と一致しているか
- フォント・深さが不自然でないか
- 同じシリアル番号がネットで大量に出回っていないか
⚠️ シリアルがある=本物ではありません。
⑤ 外装・内部パーツの「純正性」を確認する
純正でない可能性があるパーツ
- ベゼル
- 文字盤
- 針
- ブレスレット
中古市場では
- 社外パーツ
- リダン(再塗装)文字盤
- ニコイチ(複数個体合体)
が混在しています。
👉 「オール純正かどうか」は価値に大きく影響します。
⑥ オーバーホール・修理歴を確認する

チェックポイント
- 正規オーバーホールか
- 非正規修理か
- 修理明細の有無
非正規修理でも問題ない場合はありますが、
- 内部パーツが社外品
- 防水性能が落ちている
可能性があるため、事前確認は必須です。
⑦ 外装の磨き(ポリッシュ)の有無
中古ロレックスは磨かれていることが多いですが、
- 過度なポリッシュ → ケース痩せ
- エッジが丸くなっている
と、資産価値が下がるケースもあります。
コレクション目的・将来売却を考えるなら、
- ノンポリッシュ
- 軽度ポリッシュ
かどうかを確認しましょう。
⑧ 保証・返品対応の有無を必ず確認する
安心できる条件
- 初期不良保証あり
- 返品対応可能(一定期間)
- 真贋保証・鑑定保証付き
フリマや個人売買では、
返品不可=リスクが全て自己責任になる点に注意。
⑨ 古物商許可の有無を確認する(重要)

信頼できる中古店は必ず
- 古物商許可番号を明記
- 店舗情報・運営会社が明確
しています。
👉 許可番号のない販売者は避けるのが無難です。
⑩ 将来売却(リセール)を意識して購入する

中古ロレックスは「買って終わり」ではありません。
- 人気モデルか
- 状態は維持できるか
- 付属品が揃っているか
を意識して購入すると、将来売却時に損をしにくくなります。
⚠ 初心者が特に注意すべきNG行動
- 相場を調べず即決
- 個人売買で高額取引
- 安さだけで判断
- 写真が少ない商品を購入
中古ロレックスは「慎重すぎるくらい」でちょうどいい
中古ロレックス購入で重要なのは、
- 相場理解
- 偽物リスクの把握
- 購入先の信頼性
- 返品・保証の有無
です。
1本数十万〜数百万円する時計だからこそ、「安さ」より「安全」を最優先にしましょう。
6.まとめ|ロレックス偽物は「知識」で防げる
- 重さ・質感
- 文字盤・刻印
- 日付倍率
この3点だけでも9割以上の偽物は回避可能です。
高額な買い物だからこそ、
「知っているかどうか」が最大の防御になります。



