ティファニーは1837年にアメリカで創業された、世界的に有名なジュエリーブランドです。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、特にシルバー製品は長年愛されています。

中古市場では、新品よりも手頃な価格で入手できるため、贈り物や自己投資として人気があります。

しかし、中古市場には偽物も出回っており、誤って購入してしまうと金銭的損失やトラブルに繋がります。

そのため、ティファニーのアクセサリーを購入する際には、真贋チェックが非常に重要です。本記事では、絶対に外せない7つのチェックポイントをご紹介します!

本記事のテーマ

ティファニー中古アクセサリーの真贋チェック!絶対外せない7つのポイント

1.TIFFANY&Co. ティファニーとは?

2.真贋チェックの基本:絶対外せない7つのポイント

3.プロによる評価サービスの利用

4.まとめ

1.TIFFANY&Co. ティファニーとは?

ブランド名:Tiffany & Co.(ティファニー)
創業年:1837年
創業地:アメリカ・ニューヨーク
創業者:チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)

ティファニーは、1837年にニューヨークで創業した世界的に有名なジュエリーブランドです。特に「ティファニーブルー」と呼ばれる青いボックスが象徴的で、贈り物としての人気も非常に高いです。

ティファニーのアクセサリーは、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴で、スターリングシルバー(純度92.5%の銀)を使用したジュエリーや、エレガントなゴールド製品など、幅広いラインナップを展開しています。また、婚約指輪の分野でもパイオニア的存在で、ティファニーセッティングと呼ばれるダイヤモンドのデザインは広く知られています。

現在でも高いブランド価値を誇り、中古市場でも非常に人気があります。そのため、偽物が出回ることも多く、購入時には真贋チェックが重要です。

2.真贋チェックの基本:絶対外せない7つのポイント

ティファニーのアクセサリーには、ブランド名や素材を示す刻印が必ず入っています。本物の刻印は下記特徴があります。:

ティファニーのロゴフォントの特徴としてアルファベット”T”の上の棒の端が出ているところと”C”の端が出ているのが正規ロゴです。

  • フォントが均一で美しい:文字間のスペースやフォントが一定です。偽物は文字がずれていたり、薄くて読みにくいことがあります。
  • 刻印の位置:リングの場合は内側、ブレスレットやネックレスは留め金付近に刻印があります。位置が異なる場合は偽物の可能性が高いです。

正規品例:

正規品のリングの内側には、しっかりとブランドロゴ『TIFFANY & Co.』の特徴が確認できる刻印が入っています。

また素材を示す刻印(925など)が入っているのも正規品の特徴です。

こちらも刻印には正規品のブランドロゴの特徴が確認できます。

正規品の刻印です。鮮明にロゴの特徴も分かりやすいです。

偽物例
「Tiffany & Co.」の刻印が「Tiffany& Co」や「Tiffany @ Co」といった微妙な違いになっているものがあります。

こちらは基準外(偽物)品です。ロゴの刻印が雑でありフォントも違います。素材自体も質が明らかに悪いです。


ポイント2:素材の質感と重さ

ティファニーはスターリングシルバー(純度92.5%の銀)や18Kゴールドなど、品質の高い素材を使用しています。以下の点に注目してください:

  • シルバー製品:本物は重みがあり、手触りが滑らか。偽物は軽すぎたり、表面がザラザラしている場合があります。
  • ゴールド製品:本物の18Kゴールドは深みのある輝きがありますが、偽物は安っぽく黄色が濃すぎる場合があります。

チェック方法

  • 商品を手に取る際に、重さや質感を確認します。手に取れない場合は販売者に正確な重量を確認するようにしましょう。

ポイント3:デザインのディテール

ティファニーの製品は細部まで美しく仕上げられています。特に注意すべき点は以下です:

  • 接合部の仕上げ:本物は滑らかで、接合部が目立ちません。偽物は接合部分に粗さがある場合が多いです。
  • 彫刻や模様:本物は非常に精密に彫られていますが、偽物は模様がぼやけている場合があります。

正規品例:

正規品はブランドロゴの特徴がはっきりわかり鮮明に刻印があります。

正規品はチェーン部分はなめらかで、つなぎ目の様なチェーンの接合部分はありません。

偽物例:

こちらは基準外(偽物)品です。チェーンのつなぎ目が確認できます。


ポイント4:付属品の有無

ティファニー製品には、専用の青いボックス(ティファニーブルー)、リボン、ポーチ、保証書などの付属品が付いています。

  • 本物の付属品
    • ボックスの色が均一で、文字が美しい。
    • ポーチのステッチが細かく、丁寧に仕上げられている。
  • 偽物の付属品
    • ボックスの色が薄すぎたり、青緑に近い場合があります。

注意点:付属品が本物でも、中身が偽物の場合があります。付属品だけで判断しないようにしましょう。


ポイント5:刻印の位置と内容

刻印には以下の内容が含まれます:

  • ブランド名(Tiffany & Co.)
  • 素材(例:「925」や「AU750」など)

正規品例:ペンダントの場合、チェーンの留め金部分には必ずブランドロゴの入った小さなプレートと素材(925など)の刻印が入っています。

プレートの裏側にはAG925の刻印が入っています。Ag925(シルバー925)とは、銀の純度が92.5%の銀合金です。

留め具の部分にTIFFANY&Co. のロゴ刻印が入ったプレートが付いています。

また正規品にはフックのリング部分に素材を示す(Ag925や925など)刻印があります。

偽物の特徴
刻印が浅かったり、文字がずれている場合があります。本物と比較できる画像を事前に用意しておくと良いでしょう。

偽物例:

こちらは基準外(偽物)品です。明らかにブランドのフォントが違いずれています。

タグの形も正規品とちがい刻印されている文字もずれたりフォントが違っています。素材を示す925などの刻印がされていません。


ポイント6:購入価格が相場と一致しているか

中古市場では、価格が相場より極端に安い場合、偽物の可能性が高いです。

  • 相場調査の方法
    • オークションサイト(ヤフオク、メルカリ)で同じ商品の価格帯を確認。
    • 販売店(コメ兵、大黒屋)などの価格を参考にする。

ポイント7:信頼できる販売元かどうか

信頼できる販売者を選ぶことが最も重要です。

  • 確認するポイント
    • 古物商許可証があるか。
    • 購入者のレビューや評価が高いか。
    • 返品保証があるかどうか。

注意すべき販売元
評価が極端に少ない、または説明が不十分な販売者には注意しましょう。

3.プロによる真贋サービスの利用

もし中古ブランド品の販売を中心に行う場合は、真贋の判定は自分自身で知識を身に付ける必要がありますが、現在は真贋講習やAIでの真贋判定など、有料で行っていくれるサービスも数多く出ています。

まだはじめたばかりで真贋について不明な点がある場合は、他社の行っている真贋講習に参加したり、真贋サービスを利用するのも良いでしょう。

真贋サービスや講習については下記まとめておりますので、ご参考ください。

4.まとめ 

今回は中古ブランド品の中でも人気の高いティファニーについて真贋を見極めるポイントについてまとめました。

残念ながらティファニーの偽物も市場では、多数出回っています。仕入れを行う際にはポイントをよく見て仕入れをしましょう。

➡2001年3月留学生として来日
➡2016年8月3日アチーブ株式会社設立(人材紹介派遣会社)
➡2021年11月15日から古物市場で仕入れた商品を楽天やメルカリ、ebayで販売する副業を続けている
➡ブログでは、古物市場を利用して始められる副業についてや日々の気づきについて配信予定!

●趣味:読書と旅行、今まで約20カ国を旅している
●目標:
➡50才にFIRE
➡50才以降は世界中で講演活動、モチベーションアップのコーチや作家として活動する

●通じる言葉:韓国語(母国語)、日本語(ビジネスレベル)、英語(TOEIC880点)