この記事では、毎日の中古ブランド品の仕入れや販売について、気づいたことや感じたことを思いつくままに書いています。これから古物商をはじめる方、中古ブランド品の販売に興味を持っている方に参考にしていただければと思います。
本記事のテーマ
古物商日記:掘り出し物探しの旅路/失望の谷と成果の曲線とは!?
1.今日の出来事
2.振り返り
1.今日の出来事
本日はちょっと真面目な話です。
私も最近知った言葉ですが、「失望の谷」という言葉をご存じでしょうか?この言葉は自己啓発書や学習の習得過程での困難さ等を表す表現の中で用いられることが多い言葉です。

例えばプロジェクトの進捗やビジネスの成長の過程についても似たようなことがあるのですが、「失望の谷」とは、はじめた当初考えていた期待やモチベーションがなかなか成果が期待より伸びないことで低下し、困難や挫折を感じる時期のことを指します。
特に、何か新しいことを学んだり試みたりする際、最初は順調に進んでいるように感じるものの、途中で複雑さや難しさに直面し、自信ややる気を失ってしまう状況が生じやすいということなのです。
古物商・物販ビジネスでもそうですが、当初は比較的売り上げを伸ばしやすい時期があるかと思います。

よし!これはいけると思って仕入金額を増やし販売プラットフォームを増やして取り組んでいくと、停滞の時期を迎えます。

古物市場に参加した当初、同じように古物商を始めた方が何人かいたのですが、しばらくするとあれ最近見かけないなあ。。
と思うことがあります。
周りに聞いてみても、もうあの人見かけなくなったね。。という反応で。

恐らくその人にとっては、期待した通りの成果(儲け)が出ずに辞めてしまったのだと思います。
向き不向きもありますので、何とも言えないですが。個人的にはもったいないなと思うのです。
古物市場に行くと、同じビジネスをしていても、何十億という売り上げを立てている方もいますし、半年くらいで見かけなくなってしまう方もいます。
同じやり方で売上が伸び悩んでいるなら、どうするか?取扱い商材を変えてみたり、仕入れ先を新たに開拓したり、販売プラットフォームを探したり。
できることは山の様にあります。
この失望の谷に陥っている時に、次の一手をどれだけ地道に積み重ねられるかが結構成果を出すためのポイントかと思います。
ざっと考えるだけでも
①新たな仕入れ先を開拓してみる(古物市場やBtoBオンライン市場等)

②取扱商材を今までと違うカテゴリーも試してみる(高単価商材や売れ筋商品のリサーチ)

③販売プラットフォームの開拓(国内だけでなく海外販売も視野に入れるなど)

④各販売プラットフォームの運用の見直し(販促促進やSEO対策などの取り組み)

などなど。。。
古物商の基本的なビジネスの流れは一緒の筈です。次の一手の積み重ねが成果に必ず繋がります!
私もこれまでいろいろなビジネスにチャレンジしてきました。ネイルサロン・飲食店・語学教室・アパレル販売・オンライン塾など。現在は人材紹介・派遣会社とこの古物商のビジネスを行っています。
どんなビジネスもそうですが、右肩上がりで上がり続けることは無いかと思います。だいたい期待より遅れて成果はやってくるものだと考えて、コツコツ取り組むべきことを進めていけば実を結ぶと思っています。

習慣形成や自己成長の分野で人気の本ですが、「失望の谷」という概念を明確に提示しています。
本書では、努力を継続しても成果がすぐに出ない「初期の停滞」を「失望の谷」と呼び、そこを乗り越えるためのシステム思考や小さな積み重ねの大切さを説いています
2.振り返り
古物商には無限の可能性が広がっていると思って毎日取り組んでいます。
今は中古ブランド品中心ですが、ブランド品という枠を外してもっと良い商材があればそちらに移行するかもしれませんし。
また物販という大きなカテゴリーで考えれば、実は販売プラットフォームで売り方を習得すればどんな商品(新品)も扱ってもよいのでは?とも思います。
海外製品を輸入してもいいし、輸出を考えても良いしと。。わくわくしてきませんか!
最初の失望の谷は誰でも訪れると思いますが、このビジネスはなかなか面白いのですよ!